自宅でのリハビリテーションは安心して、訓練を行うことができます。病院や外部に出てリハビリテーションを行うことも重要だとは考えますが、特に自宅ではお子様が環境に慣れており、リハビリを安心した状態で行うことが出来ます。

例えば、いつものベッドやお布団でのストレッチ・マッサージ・絵本等を見ながらの姿勢保持や座位保持練習・玩具を使った作業練習・部屋を一緒に介助歩行練習などを自宅のいつもの生活空間のなかで練習ができるので、いつも通り楽しく行うことが可能です。

しかし、特殊な機械等を利用するようなリハビリテーションについては、自宅で行うことは非常に困難で、大きな病院やリハビリテーション専門の施設に出向き行う必要があると思われます。

その中で、特に未就学児・就学児のリハビリテーションではお子様の気持ちのいい慣れた環境で行うことも重要な項目の一つであると考えております。また、安心した環境で行うことは継続とがんばりにつながりやすいとも考えております。そして何よりも、普段の生活に即した動作訓練や評価を行うことでお子様の成長に合わせた訓練が可能なところは、一番の利点と感じております。