医療的ケアを必要とする子どもたちは年々増加しています。
主たる介護を担う母親等の負担軽減を図るため、多職種が連携して在宅療養を支えていかなければなりません。
親が特定疾患や精神疾患等の病気を患っている場合等、十分な育児が難しくなるケースもあります。
在宅における子どもと親の関係において、まだまだ安心できる場となっていないご家庭も少なくないのが現実です。
子どもと親の関係性が十分保っていけるよう、子育て・療育的視点で支えたい、「家族」で在宅療養のサポートをしなければと考え、小児を中心とした訪問看護ステーション開設を決断致しました。
実際に病院からの退院が無事決まることにより、ご家族の中には嬉しさと同時に不安が大きくなってくることが多いようです。
おうちに帰ってからどうなるかしら…？、泣いたらどう対応したらよいのかしら…？夜は寝てくれるのかしら…？、発達は大丈夫かしら…？病院にいるほうがこの子にとっては良いのではないだろうか…？何かあったらどうしよう…？などと次々に不安な思いが生じてくるようです。さらに、医療的ケアを持ち帰る家族の不安は、母親への負担も大きく、きょうだいの子育ても心配で計り知れないものになると思われます。
育児生活が楽しく幸せなものであるためには、お父様、お母様の心も健やかでなくてはならないと思います。時にはイライラしたり、悲しくなったり…そんなこともあるでしょう。子育ては一人ではできません。様々なサポートの中で、いろいろなパワーのもと、子どもとの生活が楽しいものとなっていくのだと思います。医療的ケアを持ち帰る状況でも、子どもとの生活が楽しく幸せになるように、一人ひとりの個性を大切にしながら、私たちとともに、うららかな気持ちになって、一緒にあたたかい心を育んでいけたらと願います。訪問看護ステーション『うららか』開設にあたり、今後も親と子ども、そして家族のために力を尽くせることに幸せを感じ、多くの幸せが実るようなステーションにしてけるよう邁進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
母子センターNICU経験者や小児看護経験者が、豊富な経験を活かし親切・丁寧にお子様一人一人の健康状態をチェックし対応いたします。
24時間365日対応で、ご家族の健康と、健やかな時間を完全にサポートいたします。
泉大津市
Aさん
38歳
自宅に帰り、自分でどこまでできるのか？と不安でしたが、病院で教えてもらった処置の仕方を横について教えてくれたり、一緒に行ってくれたりと状況にあわせて対応してもらって、本当に助かってます。
堺区
Fさん
21歳
なかなか赤ちゃんを看てくれる所を聞かないので、小児科で働いた経験がある方が何人もいらっしゃるというのは心強いです。また、子育てに関しても質問できるので安心します。
高石市
Sさん
26歳
なかなか子供に訪問リハしてくれるところが見つからず、困っていました。娘も訪問リハを楽しみにしていて、目がちゃんと見えている頃は、そろそろ来る頃かな？と期待して玄関で待っていました。無理なく、娘の気持ちにそってリハビリをしてくださるので、リハビリが嫌にならず、ずっと続いています。
泉大津市
Fさん
38歳
毎日来てもらえるのは非常に助かります。兄弟がいると、私が外へ出る用事は正直躊躇してしまいます。その間、一緒にいて吸引などしてもらえていると思うと、とても安心します。
泉大津市
Eさん
41歳
いつもお風呂にいれるのが、一人で大変だったけど、適切な処置とともに、一緒に入浴も手伝っていただき、助かってます。
